ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
S「かず?」
呼ばれてハッとした。
翔のほうを見たら、グリグリした大きな
目で覗き込むようにオレを見ていた。
N「あぁっ……ゴメン」
そんなオレを見ながら翔が
S「なんか食いに行く?」
って。
あぁ、もうそんな時間か。
なんか、時間が立つのも忘れるくらい
色んな所回ってたな……
朝から出かけてんのに、普段のオレからは
考えられないくらいの行動量だけど。
不思議と、疲れてはない。
ニコニコとしている目の前のこいつに、
N「何食べます?」
と聞いてみた。
S「ん~、和何が好き?」
逆に好きな食いもん聞かれたオレは。
N「じゃあ、安いもん」
と翔に向かって返事をした。
S「アハハ~なんだよ、それ!うけるわぁ」
翔は、手叩きながら
めっちゃうけてる。
N「オレ、高級なもん全部ダメ!口に合わないの」
それだけ言うと
S「やっぱ、いいっ!」
と、オレの頭をくしゃくしゃと撫でやがった。
N「おい、止めろよ。それ!」
下からギロリと睨むと、
S「怒った顔もマジ可愛い♡♡」
って……
お前、マジ何回それ言ってんだよ。
しかも、頭ぐしゃぐしゃにしやがって。