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ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★



ファーストフード店を出てから、翔は


S「暑いし……このあと、そうだなぁ……」


顎に手を掛ける仕草で考えている。


うーんと考えながら翔が、パッとこっちを
見て


S「……家来る?」


唐突にそう言った。


N「あんたんち行くの?今から?」


俺が怪訝そうな感じを出したせいか
翔は、慌てて


S「いや、あっ、和がよければだけどさ?
 勿論!無理にとは言わないよ?」


少し赤い顔をしながら翔が言う。


N「急にお邪魔しちゃっていいんですか?」


S「えっ!?」


N「じゃあ……ゲームでもやります?」


S「えっ!」


N「んふふっ」


翔の顔をグイッと下から覗き込みながら


N「じゃあ行こう?」


翔は自分から誘っといて、俺の返事に
驚いて、目を真ん丸くさせていた。


それから俺は、翔のTシャツの腰辺りの
部分の一部を軽く摘まんでクイクイと
引っ張ってみせた。


S「あっ……ちょっ……」


慌てる翔の顔をわざと、もう一度覗き込んで
俺は、ニッコリ作り笑いをしながら
 

N「お邪魔させて?」


小首をチョンと傾げながら、翔にお伺いを
立ててみた。



S「……マジで!?ちょっ……えっ」



翔はそんな俺に動揺して、あたふたしながら
翔の腰辺りのTシャツの一部をまだ引っ張ってる
俺の手元を、じっと見た。


俺はそんな翔の視線に気付いて、もう一度
クイクイと、わざと引っ張ってみせた。






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