ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
S「えっ?」
まだ、ちょっとソワソワしている感じの
翔にわざと聞いた俺。
N「俺に触られるの嫌?」
S「えっ?いや、嫌じゃない!ってか、和……」
N「んっ?」
S「どうしてあんな……」
N「あんな?」
S「あんな事すんだよ~勘違いするよ?俺……」
N「勘違い?」
S「……う、うん。和……可愛すぎ……だし」
N「はい?」
S「いや、あんなさ。可愛い事されたら……
俺……期待しちゃうよ?」
N「………………」
S「あっ、ほら…何て言うか……」
N「だって付き合ってんでしょ?俺ら」
S「えっ?あっ、あーうん。そう……だけど」
N「じゃ、触ってもいいでしょ?フフッ」
翔に、ニッコリ笑いかける俺。
そんな、俺を見ながら何やら落ち着きがない
翔。
S「……期待してもいいの?」
N「どうぞ♡」
そこに、甘い空気が流れるのが分かるくらいだ。
翔の俺を見る目が、熱っぽくて。
完全に俺に堕ちてるのが、簡単に分かる
くらい。
このあと、こいつの家にお呼ばれしてる
状況が。
俺は、企んでいる方だけど……
こいつは絶対、何か期待しているっぽい
感じが手に取るように分かって。
そんなこいつを、俺は手のひらで泳がしてるのが
何だか可笑しかった。
学年一を、俺が好きなように料理出来る
んだからさ。
……楽しみだよね?
潤、お前は何にも知らないまま、こいつには
お前から離れてもらうよ?