テキストサイズ

ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★



N「…………」


黙ったまんまスマホを弄る俺に。


隣の翔は、諦めたのか鞄からスマホを
取り出して、操作していた。


と、突然俺の画面に表示される
ライン通知。


開けば、それは。

正にお隣にいるそいつからで。


……はっ!??


【和、ごめん。怒った?】


って……


画面の文字と、横に座っている
こいつを交互に見た。


そんな様子の俺をチラリと盗み見る翔。



……何なのよ。



すると何やら、又スマホを弄っているかと
思えば、俺のスマホに又ラインの通知が
表示された。


【俺ね……】


こっから、立て続けに入ってくる。


怒涛のライン攻撃に……
返信も待たない翔の攻撃に……


なに、何!?!?


なんだよ?



【和の事】



【今日これだけで】



【本当に本当に】



【好きになった】



【だから】



【今すごく】



【嬉しい!】




………………。





終わり?




確かにさ。



運転手がいる中、恥ずいから
喋んなって心ん中で思っていましたよ?


だからって、これは……



フッ……フフフフフフフフッ



やっぱり、こいつちょっと天然も入ってる?



学年一の優秀なこいつ。
どんな野郎かって思えば、
なんか本当に……


色んな意味で、面白いかも。


横から、翔の顔を見る。


恥ずかしそうに、スマホをそのまま
片手に握りしめていて。


俺の視線に気付いたみたいだけど
なかなか、こっちを見ようとしない。


……じゃあ俺も。


ラインでお返事差し上げましょうか?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ