ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
散らかってるなんて、あいつが謙遜して
言ってるだけ。
顔も綺麗なら、住んでる部屋も比例して
綺麗だし。
だけど、翔は眺めているとかなり
ソワソワしているのが分かるくらい
S「ほら、こっちがいいかな?あっ、あっち
座る?」
って一人でバタバタしてる。
N「ここいいの?」
俺は、ソファーにかけさせてもらった。
S「あっ、うん。いいよ、全然!全然!」
小学生か。
本当に落ち着かねぇな。
サラッと、好きな人ってさっき言ってたくらい
だからさ?
俺相手に、緊張してますか?
そこへ、コンコンと部屋をノックする音が
聞こえた。
S「はい、どうぞぉ」
翔が言うと、綺麗なお手伝いの女性が
お茶を持って入ってきた。
……。
本当にスゲーボンボンだね。
なんて考えてたら、翔が
S「出て行ったら、誰も此処には近付け
させないでね?」
なんて言ってるのが聞こえてきた。
「はい、承知致しました。失礼致します」
そう言って、綺麗なお手伝いさんは
丁寧な挨拶をして出て行った。
ドアを締める時に、チラッとこちらを
伺って行ったのが分かった。