ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
知り合って、まだ間もない俺ら。
俺が知ってるのは、爽やかなイケメンの
笑顔の翔。
俺の一言、一言に敏感に反応して
乙女な反応を見せていた、へたれな翔。
まぁ、そんくらい?
だけどさ。
まだ、しっかり俺を上から見下ろしている
こいつは、今まさに、完全に雄な翔だ。
………………。
確かに煽ったのは俺よ?
でも、こんなこいつの姿を見ると
なんか……
俺が俺じゃなくなりそうだ。
だってさ。
こいつがこんな、表情するなんて
ちょっと、想定外だったわ。
……どうすっかなぁ
これ。
このまま流されちゃう?