ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
そんな俺に翔は、また応えるように
舌を絡ませる。
チュッチュッと、リップ音が部屋に響く。
翔は、少し俺の頭を浮かせて空いた所から
腕を差し込み後頭部を、がっつりと固定して
より、深いキスを試みた。
N「あっ……ンンッ」
チュッ、クチュ……
角度を何度も変えながら絡めとられる舌が
痺れてるような……お互いの唾液が
混じりあい……気持ちいい
……俺。
本当にこいつ相手に、本気で気持ち良く
なってる。
スウッて自然に離されていく唇から、唾液が
銀色の透明な糸を引いていた。
と、同時に
N「ひゃっ!」
俺は今まで出した事もないような
声を思わず洩らしてしまった。
翔が、俺の空いた首筋に顔を埋めて唇を
付けてきた。
S「和……好きだ……可愛い。和……和」
おいっ!
喋んな!そんなとこで!
N「あっ…ちょっ、擽ったいわ」
思わず、身を捩る俺に翔は、なおも
止まらないようで。
俺の首筋に舌を這わしていく。
N「ンンッ……ッ」
ぞくぞくするような感覚。
ギュッと目を閉じて本当にされるがままに
なってる俺に、あいつは
S「和……可愛い」
つって、耳朶をハムッと甘噛みしてきやがった。
N「ふあっん!」
ぞくぞく~っと背筋を快感が走る感覚に
俺は、抑えられない声が勝手に出ていた。
N「おいっ!ちょっ……それ、止めっ……」
耳に、にゅるりと熱い柔らかなものが
入ってくる感覚。
ちょっと、バカ!
止めろ!
そんな事された事ない感覚に、
ゾワゾワ得体の知れない
快感が俺を襲った。