テキストサイズ

ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★



おいっ!


やけに積極的だな。
さっきのチキン具合は一体、本当に何処いった
んだよ?


脇腹を、こいつの熱い手のひらが触れた
感触がした。


N「……ッ!?」


撫で回すように、俺の脇腹をサワサワと
触るこいつに。


身を捩りながら、微かな抵抗を見せる俺。


S「和……和……」


肌を散々、触られながら名前まで
連呼される。


…………。


ねぇ、これって本物の恋人同士のやってる
事だよな?



……待てッ!演技!



演技だし!


俺は、こいつに触られてる所からくる刺激
に耐えながら、頭の中で繰り返す。


演技なんだと。


だけど、こいつ。


最初のヘタレ具合から想像もつかないくらい
上手い。


俺の気持ちまで、掻き乱すかのような
優しいタッチに、だんだん身を任せても
いいなんて考えも、浮かぶ俺。


……くそっ!


主導権、完全に握られたか?


N「……ふぁんッッ」


突然、胸の尖りに当たったこいつの
指の動きに反応してしまった。


S「可愛い……和……気持ちいい?」


見れば、こいつが信じられないような
顔して俺を見てるから……


N「ちょっ……」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ