ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
J「だったら何じゃねーよ!」
潤に胸ぐらを掴まれたまんま、その怒りに
震えている手元に俺は視線を落とした。
N「…………」
J「和、やっていい事と悪い事がある!」
N「…………」
震えている潤の手元に、グッと力が入って
俺は、喉元を締め付けられ思わず目をギュッ
と瞑った。
潤がそんな俺に気付いたんだろう。
ガッと、手を離した。
俺の身体は、離された拍子に力が抜けて
そのままベッドに沈んだ。
J「なんで、翔くんなんだよっ?」
睨み付ける潤に、俺は笑って返した。
N「逆に聞くけど、その「翔くん」は
お前の何なんだよ?」
J「はっ?友達に決まってんだろ!」
N「……じゃあなんでそんなむきになって
んだよ?」
J「…………」
N「答えらんないの?」
J「友達だよ!他に何があるっつーんだよ」
イライラしたようにそう一言、潤が吐き捨てた。
N「友達……ねぇ」