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ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★




ギリギリ……って潤の頬に当てていた両手に力が入って


そのまま、潤が目を瞑った拍子に唇を塞いだ。


J「んんッ……ウンッ……」


俺を拒もうとする、潤の抵抗に腹がたった。


その後、俺は


潤のありったけの力であろうか、もの凄い勢いで


撥ね飛ばされて。


その拍子にベッドの縁で、腰を打ち付けた。


N「痛って……」


潤はそんな俺を見ながら、


J「翔くんを巻き込むなよ!」


と、ベッドから離れた所から叫んでいた。


巻き込むな?……か。


お前が翔を、最初から「そういう目」で


見てなければ、俺はあんな奴に構う事なんか


なかったよ?


……まぁ、思ったより悪い奴じゃなかったけどね


N「巻き込まれたのは、こっちなんですけど?」
 
 
潤の目を見ながら、俺は冷めた口調で続けた。


J「はっ?」


N「あいつが自分ちまで俺を連れてったんだよ」


潤が、目を見開いていた。


信じられないって顔してね。


N「何があったか聞きたい?フフッ……」


笑ってる俺を潤は、向こう側から睨んでいる。


N「あいつ、俺の事好きになったってさ」


…………………。



部屋に沈黙が流れる。
潤も、突っ立ったまんま何も言わない。



N「ねっ?だから、巻き込まれたのは俺。
 お前の友達……ヤバいねぇ」



そこまで、聞いた潤はドアのほうに
踵を返して、バンッと大きな音を立てて
出て行った。


潤のあの目も、俺にはぞくぞくする材料に
なるだけなんだけどね?

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