テキストサイズ

ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★




「兄ちゃん」ね……



潤にとっては確かに俺は双子の片割れであり
兄貴のほうだ。



だけど、潤からは子供の時から



「兄ちゃん」なんて呼ばれた事はない。



いっつも



「和」



「和」



って



「和、大好き」



って……



遠い昔から……さ




N「……ぅクッ……フゥッ……」



ポタリ



ポタリ



と、また涙が溢れてきて



声が電話の向こうの翔にも伝わったみたいで




S「和、泣いてる?おい、大丈夫か?
 えっと、分かった。俺が、迎え行く
 今から出れる?潤が行きそうな所……
 分からない?
 とりあえず今からすぐそっち行く!
 あ、家わかんねぇや!
 和、あのコンビニまで来れる?」




……。





N「……あんたにそこまで迷惑かけれない」




ボソッと呟くと

    


S「何言ってんだよ!?俺にとっても潤と和は
 大事なやつなんだよ!いい?コンビニまで
 出てきて!5分で行く!!」



ツーツーツーツーツーツー……




……。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ