ヴァンパイアに鎖の愛を
第2章 ソウ
「うッはぁあうぅ!」
大きなベッドの上で両手首に手錠をかけられたレイラはソウの正面を向いて座って下からゆっくりゆっくり挿入されては出されてを繰り返されていた。
初めて処女を奪われた時とは違うゆっくりゆっくりまるでソウの形をレイラの中に覚え込ませるように律動をしていた。
こんなゆったりとした律動でさえぐったりとしているレイラには理由がある。
それはレイラとソウがお互い繋がってからもう今日で2日経っているからだ。
ことの始まりは初めてレイラが犯された日の後のこと
ぐちゃぐちゃに犯されても諦めず、ここから出して家に返してと言う少女の発言を男達はもちろん無視をしてあるルールを作った。
それはヴァンパイアのレイラを飼っていくためのルールだった。
通常ヴァンパイアは人間の血を飲まなければ体調を崩してしまう。しかしその飲む頻度はそれぞれだ。
レイラに聞いても頑なに血液を飲む頻度を怖がって教えないので次の日丸一日またソウとリュウとで今度は休む暇なく犯し続けて吐かせた。
その結果レイラの血液を飲む頻度はヴァンパイアの中でも1番少ない1週間に1回だった。しかもそれに加えてレイラは自分で生身の人間の血を吸ったことがない。普段は家族が貰ってきた血液のパックを飲んでいるだけなのだ。