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ヴァンパイアに鎖の愛を

第1章 終わりの始まり

それが狂気の始まりだと気付いた時にはもう遅い---


ずっと気が強く刃向かっていた少女が


今では恐怖に、快感に、涙を流しながら震えている



人間より有利な立場にいるヴァンパイアを屈辱していることからか


はたまた


この人間離れした美しさの少女が触れるたびに反応をするのが面白いからなのか


男達は恍惚の表情をしていた。



まだ未熟な少女は思う


あたしはなんて愚かなんだろう


と------。

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