あたしの好きな人
第7章 セフレの固執
ケータイのアラームで、目を覚ました。
裸のままで、哲が布団がわりになり、すっぽりと抱きしめられて、
身動きすると、ピクリとした堅いモノが、あたしのあそこに後ろから押し付けられている。
この反応、哲はとっくに起きていたんだ?
ズボンとパンツは脱いでいるし、すぐに入れようとして、あたしが起きるのを待っていたパターンだ。
「おはよう、咲良が起きるのを、ずっと待ってたんだよ?……早く入りたくて堪んない」
後ろから、あたしのあそこに押し当てられて、いれないまま、ゆるゆると擦られる。
にゅく、にゅく、にゅく、
体を横向きにされて、自分のぺニスを持ち、クリトニスにまで擦られて刺激される。
にゅちゅ、にゅちゅ、にゅちゅ、
「……んっ、……あぁ……っ、……はっ…あぁ……っ!」
「ほら……すぐにいれられそうだね?朝からいっぱいしようね?」
あたしのあそこに指を差し入れて、潤いを確認してから、哲の肉棒がゆっくりはいった。
ズッ、ズズン……っ
「……はっ…あぁ……っ!」
あそこの奥にまで到達して、哲の肉棒の感触に、痺れるような快感が全身に伝い、
身震いしてピクピクと震えてしまう。
ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、
片足を持ち上げられて、哲の動きに合わせて、足を引き寄せられてしまう。
きつく奥まで深く出し入れされてしまう。
「……ハッ、……やっぱり、中の具合が違う…ね、……彼は俺より大きめ…なのかな…っ、……ムカつくね……っ、……ハッ!」
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、
何度も出し入れする哲が、そう呟いた。
恍惚とした表情の中に、瞳の中に鋭い嫉妬の炎が燃えているように見えて、
ぞくりとした。
ズクッ、ズクッ、ズクッ
いつの間にか体勢が変わり、体を後ろ向きにされ、四つん這いになり、
自然と腰を突き上げて、自分からも哲の動きに合わせて、腰を動かしてしまう。
「……あぁっ…っ、……いいっ…!……哲……っ、気持ち…イっ!」
パンっ、パンっ、パンっ
「……やらしいね、咲良…っ、俺、腰振ってないのに……っ、自分で俺のを呑み込んでんの…っ、分かってる…?……また、すぐに俺の形に変わっちゃうね?……あっ、咲良…っ、そんなに激しくしたら……っ!」