あたしの好きな人
第7章 セフレの固執
「……好き…っ、……哲の…っ、……あぁっ!…好き…!」
「……もっと…っ、……言って?……咲良……っ、……アッ…!」
激しく腰を振りながら、何度も聞かれて、うわごとのように呟き続ける。
理性を保つのに精一杯で、激しい快感の中、絶頂の嵐に襲われて、
声を押さえて、お互いの性器が痙攣し合った。
「……イく……!アッ~~~~っ!」
「……ハッ、……俺も……!」
びゅくんっ
びゅくびゅくびゅくっ、
あたしのあそこに哲の欲望が、放たれたのが分かった。
あそこが震えるのが止まらない。
ぎゅっと抱きしめられて、机の上で暫く抱きしめるように震え続けていた。
暫く抱きしめ合っていたのに、誰かが呼ぶ声がして、哲があたしからそっと離れる。
「……ごめん、咲良」
ぼそりと呟いて、ティッシュであそこを優しく拭かれて、
乱れた服を綺麗に整えてから、哲が倉庫を出て行く。
その後ろ姿をぼんやりと見つめた。