あたしの好きな人
第6章 怒りの矛先
ドレスの中で岳人の綺麗な頭が動き続け、あそこを舐められ、舌の動きがどんどん高速になり、
それと同時に指の出し入れも早くなる。
我慢できない快感に、体がピクピク痙攣して、ベッドで活きのいい魚のように、跳ね続けた。
キリリとリボンで縛られた手首が痛み、上半身が拘束されているのに、
快感に抗えずに悶えて体が跳ね続けた。
「……痛かったな、悪い……」
それに気付いた岳人が、ベッドに縛ったリボンをほどき、あたしの手首に優しくキスをする。
「痕にならなきゃいいけど」
自由になった上半身を、岳人に投げ出すように、ぎゅっと抱き付いた。
「……好き、……大好き、岳人……っ」
岳人の体にしがみついて、ベッドから体が浮いてしまう。
「……俺も、好きだ、咲良……」
熱い吐息をつく岳人、ぞくりとする色気を放ち、うっとりとその表情に見惚れる。
あたしの体を抱えるようにして、腰が撫でられ、残った手で自分のズボンをずらしている。
チラリと見えた大きめな肉棒にぞくりとして、腰をぐっと寄せられた。
……ズッ…ズズン…!
「……あっ…~~~っ!」
体がぴったり重なり、岳人の肉棒があたしのあそこにゆっくり入った。
全身に痺れるような快感が伝わり、あそこから伝わる岳人の熱に、体が震え続けた。
ゆっくり体をベッドに下ろされて、岳人に腕で体を囲われ、抜き差しを繰り返される。
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ、
「あっ…あぁっ…あぁ…っ、あぁ……っ!」
あたしのあそこの中を、岳人の肉棒が何度も出し入れされ、
岳人の動きに合わせて、発作のような甘い声を上げ続けた。
ズクッ、ズクッ、ズクッ
パンっ、パンっ、パンっ
岳人の抜き差しが激しいモノに変わり、あそこの圧迫感が増し、奥を突かれ続ける。
「あぁっ!……あん…っ!……好き…っ!……好き…っ!……大好き…っ!……イい…!」
うわごとみたいに叫び続けて、岳人の首に腕を回して、ぎゅっと抱き付いた。
「……お前…可愛い過ぎ…!……何だよそのギャップ……、普段から素直だったら、苦労しねぇのに……ハッ」
ビクンッ
びくびくビクンッ
お互いの性器が震え続け、絶頂へと向かう。
肉棒を抜こうとする岳人に、
「……ピル、飲んでるから、そのまま…っ」
離れたくなくて、そう言った。