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あたしの好きな人

第6章 怒りの矛先




「……何だよ、それ…ハッ…クッ!」

ビクンッ、ピクピクビクンッ

あたしのあそこの中で、岳人の肉棒が大きさを増し、お互いに震え続けてぎゅっと抱き合った。

岳人の欲望があたしの中で放たれたのが分かった。


熱い呼吸を整えて、ぎゅっと抱きしめ合う。



「……ピル、飲んでんだ?」

こくりと頷き、岳人の表情が、少し怒ってるように見えた。

あたしのあそこの中で、岳人の肉棒はまだ入ったままで、圧迫感が少し緩やかに変わっていく。

「……じゃあ、遠慮なくこのまま続けられるな?……いつも、そうしてんだろ?」

「……?」

良く分からなくて、首を傾げる。

繋がったまま、ゆっくり体が回り、ベッドの上で四つん這いの体勢になった。

「……岳人?」

そのまま後ろから抱きしめるようにして、胸を揉まれ、ゆっくり腰が揺れる。

「……まだ、イけるな?」

にゅく、にゅく、にゅく、

ズッ…ズッ…ズッ…

「……ハッ!……あぁ…あっ…っ!」

一度あたしの中で果てた岳人の肉棒が、緩やかな出し入れを繰り返し、

圧迫感が増し、さっきと同じような堅さを取り戻した。

「俺のが忘れられなくなるくらい、その体に刻みつけてやる」

「……えっ、どうしたの、岳人……?」

それから後は、岳人と朝まで何度も繋がり合った。

胸元の破かれたドレス、ストッキングも引き裂かれたままで、

あたしのあそこの中に、何度も岳人の欲望を吐き出されて、

そのまままた、堅さを取り戻して、突かれ続けた。

ぐちゃぐちゃのあそこの中、出し入れする度に、岳人の体液が飛び散る。

何度も絶頂へと向かい、イき続けて、いつの間にか意識を手放したんだった。


「……ずっと、一緒に、今すぐ拐って行きたいのに……!」



掠れたような低い声が、聞こえたような気がしたんだ。

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