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あたしの好きな人

第7章 セフレの固執




一度実家に顔を出して、お母さんと話を少しして、大阪に戻った。

自分の住むアパートに行き、荷物を解いて片付けをした。

哲の姿はない。

今日はきっと、自分の部屋にいる。

あたしは哲の家には行かない。

岳人のことが好きだと再確認したし、哲の気持ちを考えたら、

もう今までのように、流される訳には行かないんだ。

そう思って、早い時間からベッドに入り、寝ることにしたんだ。

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