僕らのらんど
第5章 美女と兎
「荷台で充分ですわ。ありがとうございます」
そう言うと呉葉さんは長いスカートを膝上まであげて軽く結んだ。白くてスラリとした生足にドキッとする。
ちょうど足場に蜘蛛の糸の網目があり、呉葉さんはそこに足の爪先を入れて荷台に上がってきた。
「この辺りに座ってもよろしくて?」
呉葉さんの綺麗なスカートが汚れてはいけないと思い、とっさに自分の上着を脱いで下に敷く。
「どうぞ」
「どうもありがとうございます」
呉葉さんは足を揃えて上品に座った。
僕の目の前にこんな美人な女性がいるのかと思うと、急に緊張してきた。
「ではとりあえずバニーズまで行きますね。そこから行けるかわかりませんが呉葉さんのお宅まで送りますので、また行き方を教えてください」
月影はそう言うと、運転を再開した。
車体はガタガタと揺れる。
月影は気を使ってゆっくりめに走っているが、それでも乗り心地は変わらなかった。
「あの…大丈夫ですか?」
「ええ、お気遣いありがとうございます。荷台に乗るのは初めてですが、こんなにも風を感じられるのですね。とても新鮮で、気持ちいいですわ」
そう言うと呉葉さんは目を閉じた。
「…っ…」
なんだか妙に色っぽくてドキドキしてしまう。
目線を下にずらすと頑張ればスカートの中が見えそうで、僕は生唾をゴクリと飲み込んだ。
そう言うと呉葉さんは長いスカートを膝上まであげて軽く結んだ。白くてスラリとした生足にドキッとする。
ちょうど足場に蜘蛛の糸の網目があり、呉葉さんはそこに足の爪先を入れて荷台に上がってきた。
「この辺りに座ってもよろしくて?」
呉葉さんの綺麗なスカートが汚れてはいけないと思い、とっさに自分の上着を脱いで下に敷く。
「どうぞ」
「どうもありがとうございます」
呉葉さんは足を揃えて上品に座った。
僕の目の前にこんな美人な女性がいるのかと思うと、急に緊張してきた。
「ではとりあえずバニーズまで行きますね。そこから行けるかわかりませんが呉葉さんのお宅まで送りますので、また行き方を教えてください」
月影はそう言うと、運転を再開した。
車体はガタガタと揺れる。
月影は気を使ってゆっくりめに走っているが、それでも乗り心地は変わらなかった。
「あの…大丈夫ですか?」
「ええ、お気遣いありがとうございます。荷台に乗るのは初めてですが、こんなにも風を感じられるのですね。とても新鮮で、気持ちいいですわ」
そう言うと呉葉さんは目を閉じた。
「…っ…」
なんだか妙に色っぽくてドキドキしてしまう。
目線を下にずらすと頑張ればスカートの中が見えそうで、僕は生唾をゴクリと飲み込んだ。