僕らのらんど
第5章 美女と兎
「ちょっと、アキラくん! なにやってんのよ、大丈夫!?」
その時スパンッと押し入れが開いて、なぜかまあやさんが出てきた。
「まあやさん? どうしてここに…?」
身動きできない僕はまあやさんに助けを求める。
しかしまあやさんは「プッ」と笑った。
「あははっ、どうしたらそうなるのよ」
僕のぐるぐる巻きを見て、思いっきり笑うまあやさん。
「は? 僕だって好きでこんな格好してるんじゃ…」
するとまあやさんはクスクス笑いながら、ぐるぐる巻きになった僕の体の上に跨がった。
「……え?」
まあやさんは舌舐めずりしながら、僕の顔に迫ってくる。
「ま、まあやさんっ…なにを…アッ!」
僕はバチッと目を覚ました。
「……あれ?」
見慣れない天井に呆然とする。
「ここ、どこだっけ?」
僕はまた夢を見ているのか?
それとも夢を見ていたのか?
体を起こそうとすると、なぜか白い物にぐるぐる巻きにされていて身動きができない。
「えっ、また? なんだよ、これっ…」
しかし肌触りですぐにわかった。掛け布団だ。
そして思い出した、ここは呉葉さんの屋敷。
ベッドに横になって、僕はすぐに寝てしまったんだ。
「朝まで寝ちゃったんだな…」
掛け布団を避けてベッドから出ようとすると、隣から「うう~ん」と声が聞こえてきた。
その時スパンッと押し入れが開いて、なぜかまあやさんが出てきた。
「まあやさん? どうしてここに…?」
身動きできない僕はまあやさんに助けを求める。
しかしまあやさんは「プッ」と笑った。
「あははっ、どうしたらそうなるのよ」
僕のぐるぐる巻きを見て、思いっきり笑うまあやさん。
「は? 僕だって好きでこんな格好してるんじゃ…」
するとまあやさんはクスクス笑いながら、ぐるぐる巻きになった僕の体の上に跨がった。
「……え?」
まあやさんは舌舐めずりしながら、僕の顔に迫ってくる。
「ま、まあやさんっ…なにを…アッ!」
僕はバチッと目を覚ました。
「……あれ?」
見慣れない天井に呆然とする。
「ここ、どこだっけ?」
僕はまた夢を見ているのか?
それとも夢を見ていたのか?
体を起こそうとすると、なぜか白い物にぐるぐる巻きにされていて身動きができない。
「えっ、また? なんだよ、これっ…」
しかし肌触りですぐにわかった。掛け布団だ。
そして思い出した、ここは呉葉さんの屋敷。
ベッドに横になって、僕はすぐに寝てしまったんだ。
「朝まで寝ちゃったんだな…」
掛け布団を避けてベッドから出ようとすると、隣から「うう~ん」と声が聞こえてきた。