僕らのらんど
第5章 美女と兎
「二人とも上を見てください!」
月影に言われて、僕とれんじは天井を仰いだ。
「!」
そこには巨大な蜘蛛が一匹、不気味に天井に貼り付いていた。
やっぱり人間と同じ大きさくらいある。
前回はじっくり見る余裕はなかったが全体的に黒っぽく、八本の脚にはトゲが生えていた。
「話に聞いてはいたが、でかいな…」
れんじが拳銃を構えながら後ずさる。
僕は今のうちに自分と皆にマジックシールドをかけた。躰が緑色に光る。
「さあ、どうするか…」
天井に貼り付いていては攻撃することもできない。
「俺が奴を落とす。下に降りてきたら、攻撃開始だ」
僕と月影は頷き、巨大蜘蛛からかなり離れた。
下手するとBB弾が飛んでくるかもしれない。
れんじはゴーグルを装着すると、拳銃を巨大蜘蛛に向けて狙い撃ちをした。
弾は巨大蜘蛛に命中。
BB弾でもかなりの威力はあったと思う。
巨大蜘蛛は驚いたのか、天井を高速で移動し始めた。そして尻から糸を大量に出してきた。
そして糸は一瞬で網になり、僕たちを捕らえようと襲ってきた。
「うわっ…!!」
巨大な網が天井から降ってくる。
まるで魚にでもなった気分だ。
「気を付けろ! 網にかかったら出られなくなるぞ!」
れんじは棚によじ上り、更に巨大蜘蛛に接近して銃を撃つ。
そんなれんじにも糸攻撃が襲いかかる。
「れんじさん!」
月影が声を張り上げる。
そして月影も棚によじ上り、巨大蜘蛛に飛びかかった。
月影に言われて、僕とれんじは天井を仰いだ。
「!」
そこには巨大な蜘蛛が一匹、不気味に天井に貼り付いていた。
やっぱり人間と同じ大きさくらいある。
前回はじっくり見る余裕はなかったが全体的に黒っぽく、八本の脚にはトゲが生えていた。
「話に聞いてはいたが、でかいな…」
れんじが拳銃を構えながら後ずさる。
僕は今のうちに自分と皆にマジックシールドをかけた。躰が緑色に光る。
「さあ、どうするか…」
天井に貼り付いていては攻撃することもできない。
「俺が奴を落とす。下に降りてきたら、攻撃開始だ」
僕と月影は頷き、巨大蜘蛛からかなり離れた。
下手するとBB弾が飛んでくるかもしれない。
れんじはゴーグルを装着すると、拳銃を巨大蜘蛛に向けて狙い撃ちをした。
弾は巨大蜘蛛に命中。
BB弾でもかなりの威力はあったと思う。
巨大蜘蛛は驚いたのか、天井を高速で移動し始めた。そして尻から糸を大量に出してきた。
そして糸は一瞬で網になり、僕たちを捕らえようと襲ってきた。
「うわっ…!!」
巨大な網が天井から降ってくる。
まるで魚にでもなった気分だ。
「気を付けろ! 網にかかったら出られなくなるぞ!」
れんじは棚によじ上り、更に巨大蜘蛛に接近して銃を撃つ。
そんなれんじにも糸攻撃が襲いかかる。
「れんじさん!」
月影が声を張り上げる。
そして月影も棚によじ上り、巨大蜘蛛に飛びかかった。