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僕らのらんど

第1章 初めての戦い

「なんだこれ、どれを選択すればいいんだ?」

その時、画面が赤く点滅した。

「アキラくん、危ない!」

気づいた時には遅かった。
ガバッと口を開けた○○ハンドの手のひらが僕の左肩に噛みついてきた。

「ぐああっ!!」

左肩に激痛が走る。

「てめえっ…!」

トシヤが引き剥がそうとするも、○○ハンドはガッシリと僕の肩に牙を食い込ませていた。

「……痛っ!!」

「アキラくん、そのままジッとして!」

まあやさんが素早い動きでスマホ操作しているのが見えた。

「まあや、さん……?」

何をするのかと思いきや、まあやさんが僕に向かってスマホ画面を向けてきた。
画面にはなにやら魔法陣が描かれており、すぐに空間にも同じ魔法陣が浮かび上がったかと思うと、赤く発光した。

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