僕らのらんど
第5章 美女と兎
「──ううっ、ああっ…!」
奥の部屋から突然、男の呻き声が聞こえてきた。
部屋の扉が少し開いている。
僕はスマホを取り出すのをやめて、その隙間から中を覗いてみた。
「!」
覗いた先にはちょうどベッドがあった。
そのベッドでは男がこっち向きで裸で座っており、その股の間には女が顔を埋めていた。
「え……」
まさかこれは…。
「…あ、ああっ……だめだっ…そんなにしたら、またイッ…!」
「ふふ、いいんですのよ…ワタクシはあなたの精液が沢山欲しいのです…。だからいっぱい感じてくださいませ、ヒロキ様」
───ヒロキさんと呉葉さん!?
衝撃が走る。
まさか二人がそんな関係になっていたなんて…!
「……ああっ、くぅっ……」
部屋には悶えるヒロキさんの声と、呉葉さんがアレを吸い込むいやらしい音が響き渡っていた。
「……っ……」
やばい、勃った。
これはあまりにも生々しすぎる。
たまらなくなった僕は股間を押さえたまま扉から離れ、急いで階段を下りた。
「はぁ…なんだよ、あれ…」
見てはいけないものを見てしまった。
まさかヒロキさんがあんな美味しいことをしていたなんてうらやま…いや、こんな時にそんなことしてる場合じゃないだろって明日問い詰めなければ…!!
「……何してるの?」
股間を押さえたまま振り返ると、いつのまにかまあやさんが立っていた。
「…え? あ、いや…」
風呂から戻ってきたんだろう、少し髪が濡れている。
奥の部屋から突然、男の呻き声が聞こえてきた。
部屋の扉が少し開いている。
僕はスマホを取り出すのをやめて、その隙間から中を覗いてみた。
「!」
覗いた先にはちょうどベッドがあった。
そのベッドでは男がこっち向きで裸で座っており、その股の間には女が顔を埋めていた。
「え……」
まさかこれは…。
「…あ、ああっ……だめだっ…そんなにしたら、またイッ…!」
「ふふ、いいんですのよ…ワタクシはあなたの精液が沢山欲しいのです…。だからいっぱい感じてくださいませ、ヒロキ様」
───ヒロキさんと呉葉さん!?
衝撃が走る。
まさか二人がそんな関係になっていたなんて…!
「……ああっ、くぅっ……」
部屋には悶えるヒロキさんの声と、呉葉さんがアレを吸い込むいやらしい音が響き渡っていた。
「……っ……」
やばい、勃った。
これはあまりにも生々しすぎる。
たまらなくなった僕は股間を押さえたまま扉から離れ、急いで階段を下りた。
「はぁ…なんだよ、あれ…」
見てはいけないものを見てしまった。
まさかヒロキさんがあんな美味しいことをしていたなんてうらやま…いや、こんな時にそんなことしてる場合じゃないだろって明日問い詰めなければ…!!
「……何してるの?」
股間を押さえたまま振り返ると、いつのまにかまあやさんが立っていた。
「…え? あ、いや…」
風呂から戻ってきたんだろう、少し髪が濡れている。