僕らのらんど
第6章 デスゲーム
「ちょっ、待ってください! 何か策はあるんですか?」
オレは古賀が『レベル99で召喚士』だということは伝えた。しかしつくし先生は古賀を待たずにデュラハンを倒しに行くと言う。
「さっきね、試しに鞭を使って野犬と戦ってみたのよ。2、3発攻撃したら効いたの」
「え、なんで鞭なんか…」
「フフ、夜遊びするために常に車に置いてあるのよ」
なるほど、そっち系…。
「ひなたくん、私もね、自分の職業をスマホで確認したの。そしたら巫女だったの。回復なら私に任せて!」
「回復…それは助かる」
オレは早速HPの回復をしてもらった。
古賀からの攻撃でダメージを受けていたからだ。
「浄化」
まり先生がスマホ画面をオレに向ける。
緑色の光の魔法陣が浮かび上がり、オレの身体を包み込んだ。
「浄化はね、体力を回復するだけじゃないの。弱った魂に新しいパワーを吹き込んでくれるのよ」
心なしか、イライラしていた気持ちがおさまってきたような気がした。
「サンキュ、まり先生」
「どういたしまして」
オレはふうっと座席にもたれた。
やんすさんをチラッと見る。
「やんすさん…さっきは生意気なこと言ってすみませんでした」
「えっ、あ、いや、そんなっ…」
やんすさんはうろたえながらも、何か言いたそうな顔をしている。
「いいんですよ、何か言いたいことあったら、はっきり言ってください」
「えっと………あ、あっしも一緒に戦いますです!」
「!」
オレは古賀が『レベル99で召喚士』だということは伝えた。しかしつくし先生は古賀を待たずにデュラハンを倒しに行くと言う。
「さっきね、試しに鞭を使って野犬と戦ってみたのよ。2、3発攻撃したら効いたの」
「え、なんで鞭なんか…」
「フフ、夜遊びするために常に車に置いてあるのよ」
なるほど、そっち系…。
「ひなたくん、私もね、自分の職業をスマホで確認したの。そしたら巫女だったの。回復なら私に任せて!」
「回復…それは助かる」
オレは早速HPの回復をしてもらった。
古賀からの攻撃でダメージを受けていたからだ。
「浄化」
まり先生がスマホ画面をオレに向ける。
緑色の光の魔法陣が浮かび上がり、オレの身体を包み込んだ。
「浄化はね、体力を回復するだけじゃないの。弱った魂に新しいパワーを吹き込んでくれるのよ」
心なしか、イライラしていた気持ちがおさまってきたような気がした。
「サンキュ、まり先生」
「どういたしまして」
オレはふうっと座席にもたれた。
やんすさんをチラッと見る。
「やんすさん…さっきは生意気なこと言ってすみませんでした」
「えっ、あ、いや、そんなっ…」
やんすさんはうろたえながらも、何か言いたそうな顔をしている。
「いいんですよ、何か言いたいことあったら、はっきり言ってください」
「えっと………あ、あっしも一緒に戦いますです!」
「!」