僕らのらんど
第10章 最終決戦
「よお~し! 面白くなってきたあ~!」
アカツキちゃんが楽しそうに銃を構える。
その余裕はいつもどこから出てくるんだろうと僕はみんなにマジックシールドをかけながら思った。
「アカツキ、油断するなよ!」
「わかってるってぇ!」
れんじがアカツキちゃんを守るように動く。
そんな二人を見て戦闘中にも関わらず、僕は笑みをこぼした。
「アキラさん、危ない!!」
クロさんの声で振り返ると、ダークウルフがちょうど上から僕に襲いかかろうとしていた。
「やばっ…」
「ファイヤーソード!!」
誰かが剣スキルを使って、ダークウルフを焼き斬った。ダークウルフは一瞬で燃え上がり塵となる。
「大丈夫ですか? よそ見は禁物ですよ」
誰かと思えば、虎生にめっちゃ質問してた真面目くん風な少年だった。
見た目とは違って、強い。
「ありがとう、君は?」
「ぼくはナナシ。レベルは95です」
すげーな。
あれから虎生の言うとおりガンガンレベル上げしたってことか。真面目だな~。
「では」
真面目少年ナナシくんはすぐに他のダークウルフを倒しにいく。
ネクロマンサー登場でちょっとヤバイと思ったけど、これならなんとかなりそうだな。
「きゃああああっ!!」
その時、背後で悲鳴があがった。
すぐに駆けつけると、まあやさんとミーカさんが黒い触手に体を巻き付かれ身動きが取れなくなっていた。
「まあやさん!! ミーカさん!!」
触手はウネウネと動き、二人の体をまさぐる。
「いっ…いやあぁぁぁ!!」
「…っ…」
僕はその光景を見て不謹慎だが興奮してしまった。
「ちょっと、アキラくん! なにしてるのよ! 早く助けなさいよ!」
まあやさんが涙目で叫んでくる。
「ごめん! まあやさん、今助けるから!!」
僕はメイスを天高く掲げて、
「ホーリーシールド!!」
光属性のスキルを発動した。
辺り一帯が聖なる光で満ち溢れる。
黒い触手の力は弱まり、まあやさんとミーカさんは無事に脱出することができた。
アカツキちゃんが楽しそうに銃を構える。
その余裕はいつもどこから出てくるんだろうと僕はみんなにマジックシールドをかけながら思った。
「アカツキ、油断するなよ!」
「わかってるってぇ!」
れんじがアカツキちゃんを守るように動く。
そんな二人を見て戦闘中にも関わらず、僕は笑みをこぼした。
「アキラさん、危ない!!」
クロさんの声で振り返ると、ダークウルフがちょうど上から僕に襲いかかろうとしていた。
「やばっ…」
「ファイヤーソード!!」
誰かが剣スキルを使って、ダークウルフを焼き斬った。ダークウルフは一瞬で燃え上がり塵となる。
「大丈夫ですか? よそ見は禁物ですよ」
誰かと思えば、虎生にめっちゃ質問してた真面目くん風な少年だった。
見た目とは違って、強い。
「ありがとう、君は?」
「ぼくはナナシ。レベルは95です」
すげーな。
あれから虎生の言うとおりガンガンレベル上げしたってことか。真面目だな~。
「では」
真面目少年ナナシくんはすぐに他のダークウルフを倒しにいく。
ネクロマンサー登場でちょっとヤバイと思ったけど、これならなんとかなりそうだな。
「きゃああああっ!!」
その時、背後で悲鳴があがった。
すぐに駆けつけると、まあやさんとミーカさんが黒い触手に体を巻き付かれ身動きが取れなくなっていた。
「まあやさん!! ミーカさん!!」
触手はウネウネと動き、二人の体をまさぐる。
「いっ…いやあぁぁぁ!!」
「…っ…」
僕はその光景を見て不謹慎だが興奮してしまった。
「ちょっと、アキラくん! なにしてるのよ! 早く助けなさいよ!」
まあやさんが涙目で叫んでくる。
「ごめん! まあやさん、今助けるから!!」
僕はメイスを天高く掲げて、
「ホーリーシールド!!」
光属性のスキルを発動した。
辺り一帯が聖なる光で満ち溢れる。
黒い触手の力は弱まり、まあやさんとミーカさんは無事に脱出することができた。