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僕らのらんど

第2章 弟子と師匠

「あの窓から誰かが覗いてたの!」

「人間? モンスター?」

「知らないわよ!!」

思わずアホなことを聞いてしまって、まあやさんにキレられた。

「俺、見てきます!」

男はそう言うと、勢いよく出ていった。
そしてすぐに戻ってきた。

「安心してください! あれはお師匠様です!」

「……は?」

すると痩せ細った白髪の老人が男の背後から現れた。

「悪かったのぅ、お嬢さん。悪気はなかったんじゃ」

「!?」

なぜか老人は服を着ておらず、股の間のイチモツをぶらつかせていた。

「……………」

言葉を失うまあやさん。

「…なんで全裸…」

てか、なんでこの男は突っ込まないんだよ。

「ここはお師匠様の別荘なんですよ」

「月影から話は聞いた。ゆっくりしていくがよい」

……すぐに帰りたいと思った。


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