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僕らのらんど

第2章 弟子と師匠

今度は松茸の香りに誘われて、僕のお腹が盛大に鳴った。とりあえず難しい話はあとにしよう。

テーブルにはそらじじいが作ったとは思えない松茸フルコース料理が並べられていた。松茸どんだけあるんだよってくらい皿に松茸があって、僕は人生初の松茸まるごと一本焼きを食べた。

「うまい! こりゃ贅沢すぎる!」

「アキラくんったら、もうちょっと味わって食べなさいよね」

とか言いつつ、まあやさんも一番大きい松茸を夢中で頬張っていた。
なんだかアレをくわえてるようでエロかった。

「お師匠様、こんなに沢山どこで採れたんですか?」

「ふぉっふぉ、山の上の方に行ったら大量にあったんじゃよ。…おお、そういえばその時に、『暇潰しにゲームをしないか』と若い男から話しかけられての」

「!?」

そらじじいからの意外な発言に、僕もまあやさんも箸が止まった。

「若い男?」

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