僕らのらんど
第3章 眠れぬ夜にゴブリン襲来
月影は僕の隣に座ってスマホとにらめっこを始める。ゲームしたことないくせに、月影なりになんとか解決方法を探してくれていた。
僕はフレンドリストから電話ができることを月影に教えた。そしてトシヤのことも。
「そうですか…。俺がもう少し早くアキラさんたちを見つけることができれば良かったんですが…」
「いや、月影が僕とまあやさんを見つけたのは奇跡に近いと思う。それにトシヤは毒に犯されていた。だからどちみち助からなかった」
「アキラさん…」
「明日、トシヤがどうなったのか確認しにいきたい。トシヤの名前がフレンドリストにあるってことは、もしかしたら蘇生させることができるかもしれない…」
「蘇生させる方法があるんですか?」
「ああ、RPGにはたいてい蘇生アイテムと蘇生呪文がある。あと教会で生き返らせることもできる」
「それは無敵ですね!」
ただし、この世界のルールと僕たちの知っているRPGのルールが同じだったらの話だけど…。
僕はフレンドリストから電話ができることを月影に教えた。そしてトシヤのことも。
「そうですか…。俺がもう少し早くアキラさんたちを見つけることができれば良かったんですが…」
「いや、月影が僕とまあやさんを見つけたのは奇跡に近いと思う。それにトシヤは毒に犯されていた。だからどちみち助からなかった」
「アキラさん…」
「明日、トシヤがどうなったのか確認しにいきたい。トシヤの名前がフレンドリストにあるってことは、もしかしたら蘇生させることができるかもしれない…」
「蘇生させる方法があるんですか?」
「ああ、RPGにはたいてい蘇生アイテムと蘇生呪文がある。あと教会で生き返らせることもできる」
「それは無敵ですね!」
ただし、この世界のルールと僕たちの知っているRPGのルールが同じだったらの話だけど…。