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僕らのらんど

第3章 眠れぬ夜にゴブリン襲来

「それならお師匠様に蘇生アイテムがないか聞いてみます。それにレベル99なら、呪文も知ってるかもしれないですし」

早速月影はソファーから立ち上がってリビングから出ようとした。

「……うっ……」

しかし突然、胸を押さえて苦しみだした。

「どうした!?」

「……なんだか急に、身体が熱くっ……」

そう言うと月影は荒々しく呼吸をし、床に崩れた。
明らかに様子がおかしい。

「大丈夫か、月影!」

僕は急いでキッチンで水をくみ、月影にコップを渡そうとした。

「…アキラさんっ…」

バシャンッと水がこぼれた。
月影はコップよりも僕の右手を握ってくる。

「へ?」

「…アキラさん…俺すごく…熱いんです!」

「あ、ああ……だから水……」

「そうじゃなくてっ……どうしたらいいですか?」

「は? 何が」

月影はうるうると瞳を潤ませる。
何か嫌な予感がした。
少し視線を下にずらすと、月影の股間が物凄く膨らんでいるのが見えた。

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