僕らのらんど
第3章 眠れぬ夜にゴブリン襲来
釘バットを持つ手が震える。
果たして僕に戦うことができるのか…もしかしたらトシヤのように自分も死ぬかもしれないと思ったら怖くて仕方なかった。
僕は静かに息を吐くと、他に武器になるものはないか周りを見渡した。二階にはまあやさんがいる部屋の他に物置がある。
一階ではゴブリンたちがドタンバタンと物を荒らしていてまだ二階に上がってくる様子はなかったので、物置のドアをそっと開けてみた。
中には掃除道具と使い古されたお鍋の蓋があった。
お鍋の蓋…某RPGではあまり使わないものだが、今は十分盾の代わりになる。
僕はメニュー画面を見て装備を確認した。
右手 釘バット
左手 お鍋の蓋
パッと見ダサいが、ないよりはあった方がいい。
あとバケツとモップも使えるかもしれないから近くに置いておこう。
果たして僕に戦うことができるのか…もしかしたらトシヤのように自分も死ぬかもしれないと思ったら怖くて仕方なかった。
僕は静かに息を吐くと、他に武器になるものはないか周りを見渡した。二階にはまあやさんがいる部屋の他に物置がある。
一階ではゴブリンたちがドタンバタンと物を荒らしていてまだ二階に上がってくる様子はなかったので、物置のドアをそっと開けてみた。
中には掃除道具と使い古されたお鍋の蓋があった。
お鍋の蓋…某RPGではあまり使わないものだが、今は十分盾の代わりになる。
僕はメニュー画面を見て装備を確認した。
右手 釘バット
左手 お鍋の蓋
パッと見ダサいが、ないよりはあった方がいい。
あとバケツとモップも使えるかもしれないから近くに置いておこう。