僕らのらんど
第3章 眠れぬ夜にゴブリン襲来
あと他に何かないかメインメニューからできることを探した。なんでもいい、自分が有利になる情報を知りたい。
アイテムはない、呪文は治癒(ヒール)のみ。
マップは現在地周辺まで表示されている。そこに数個の緑のダイヤマークと赤のドットマークがあった。
おそらく人数からして緑のダイヤマークは僕たちで、赤のドットマークはゴブリンだろう。
とすると、このログハウスにいるゴブリンの数は三匹になる。一人で三匹相手はつらいが、この一人ずつしか通れない階段なら…。
その時、ミシッとそばで音がして僕は慌てて振り返った。
「!」
階段を上ってきている一匹のゴブリンと目が合った。
ゴブリンは卑しい目つきでニヤリと笑う。
そして猛スピードで階段をかけあがりジャンプしてきた。
「うわああああああっ!!」
僕は闇雲に釘バットを振り回した。
アイテムはない、呪文は治癒(ヒール)のみ。
マップは現在地周辺まで表示されている。そこに数個の緑のダイヤマークと赤のドットマークがあった。
おそらく人数からして緑のダイヤマークは僕たちで、赤のドットマークはゴブリンだろう。
とすると、このログハウスにいるゴブリンの数は三匹になる。一人で三匹相手はつらいが、この一人ずつしか通れない階段なら…。
その時、ミシッとそばで音がして僕は慌てて振り返った。
「!」
階段を上ってきている一匹のゴブリンと目が合った。
ゴブリンは卑しい目つきでニヤリと笑う。
そして猛スピードで階段をかけあがりジャンプしてきた。
「うわああああああっ!!」
僕は闇雲に釘バットを振り回した。