僕らのらんど
第3章 眠れぬ夜にゴブリン襲来
「こっちだ! こっちへ来い!」
僕の声に反応して、ゴブリンたちは階段を下りてくる。そしてリビングまで引き付けた。
「!」
リビングには新たなゴブリンが一匹いた。
ゴブリンたちは僕にはわからない言葉で、仲間同士ギャアギャアと会話している。
たぶん「こいつを殺せ」と言ってるんだろう。
すぐにゴブリン全員が歯を剥き出しにして襲いかかってきた。
僕はとっさに目を瞑った。
もう無理だ、もう死ぬ────!
「ファイヤーボール!!」
瞬間、まあやさんの声が聞こえたかと思うと腕を引っ張られた。
『ギャアアアアッ!!』
肉の焼ける焦げ臭い匂いとゴブリンの叫び声が聞こえ、どうやらまあやさんが放った火の玉がゴブリンたちに命中したようだった。
「まあやさんっ…!」
「バカ! なんで逃げるか戦うかしないのよ!」
「……」
僕はずっと寝てたまあやさんに言われたくないって思った。
僕の声に反応して、ゴブリンたちは階段を下りてくる。そしてリビングまで引き付けた。
「!」
リビングには新たなゴブリンが一匹いた。
ゴブリンたちは僕にはわからない言葉で、仲間同士ギャアギャアと会話している。
たぶん「こいつを殺せ」と言ってるんだろう。
すぐにゴブリン全員が歯を剥き出しにして襲いかかってきた。
僕はとっさに目を瞑った。
もう無理だ、もう死ぬ────!
「ファイヤーボール!!」
瞬間、まあやさんの声が聞こえたかと思うと腕を引っ張られた。
『ギャアアアアッ!!』
肉の焼ける焦げ臭い匂いとゴブリンの叫び声が聞こえ、どうやらまあやさんが放った火の玉がゴブリンたちに命中したようだった。
「まあやさんっ…!」
「バカ! なんで逃げるか戦うかしないのよ!」
「……」
僕はずっと寝てたまあやさんに言われたくないって思った。