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僕らのらんど

第4章 銃士(ガンナー)

竹林の中は迷路のようになっていて、少し歩くと地面に白い玉が散乱していた。

「これは…BB弾?」

「そっち行ったぞ、ヒロキ!!」

僕たちが白い玉を確認していると、男の声とこっちに近づいてくる複数の足音が聞こえてきた。

《ブー!ブー!》
《モンスターが接近中!》
《モンスターが接近中!》

突然、僕たち全員のスマホから警告音が鳴る。

「やっぱりモンスターがっ…」

「バカヤロウ、ヒロキ!! マナーモードにしとけって言っただろうが!!」

怒鳴り声が響いたあと、横道からザザッと何かが飛び出してきた。

「ファイヤー……」

「待ってください、まあやさん! 人です!」

呪文を唱えようとしたまあやさんを月影が制する。
すると僕たちの前に迷彩服を着た男が現れた。

「!」

男はゴーグルとヘルメットを装着し、自衛隊のような格好をしている。そしてよく見れば、手には拳銃を持っていた。

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