テキストサイズ

僕らのらんど

第4章 銃士(ガンナー)

「月影! 今のうちにそらじじいからもらった回復薬を飲め!」

アカツキちゃんたちが攻撃に入った瞬間に、僕は月影に呼びかけた。

「ありがとうございます!」

月影は懐から小瓶を取りだし、イッキ飲みをした。
月影のHPが半分以上増える。

「よし! 次は…」

僕はれんじの姿を目で追った。
れんじは銃を使わずに、なぜかサバイバルナイフで戦っていた。

「もしかしてもう弾がないのか…?」

それならば彼にマジックシールドをかけないといけない。そう思ったけど、パンダとの距離が近すぎてうまくかけれない。

「れんじ、よけて! どりゃああああ!!」

しかしちょうどいいタイミングで、アカツキちゃんとヒロキさんがサブマシンガンで応戦をした。
そのおかげでれんじは一時的にパンダから離れることができた。

「ヒーリング! マジックシールド!」

僕は治癒魔法と魔法障壁を同時にかけた。
れんじのHPが少し回復する。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ