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僕らのらんど

第4章 銃士(ガンナー)

「れんじのばかぁ!! なんであんな危険なことするのぉ!!」

アカツキちゃんは半分泣きながられんじの肩をポカポカ叩いた。

「ちょっとアカツキちゃん、まずはれんじくんの傷を直さなきゃ」

まあやさんがポケットから小瓶に入った回復薬をれんじに渡す。
れんじは素直にそれを受け取った。

「……悪いな」

れんじがボソッと呟く。
僕の時と随分態度が違いますけど?

「れんじさん、アキラさんを助けて頂いてありがとうございます」

月影がれんじに礼を言う。
しかしれんじは鼻で笑った。

「助けたんじゃない。邪魔だっただけだ」

「!?」

確かに「どけっ!!」って二度も突き飛ばされたけど、そこは嘘でも助けたとか言うべきじゃね?──って思ったけど、やっぱりこわくて口に出せなかった。

もうやだ、れんじ嫌い。

「プッ…。アキラさん、わかりやす」

僕の顔を見て、ヒロキさんがクスクスと笑いだした。


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