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僕らのらんど

第4章 銃士(ガンナー)

「やっぱり…閉じ込められてたわよね、私たち」

まあやさんが聞く。

「そうですね。謎のアプリがインストールされてから、ぼくたちはずっとここに閉じ込められてました。次々と湧き出るモンスターたちに襲われて、仲間たちがどんどんやられていって、残ったのはぼくたち三人だけになってしまいました」

ヒロキさんは悲しそうな表情を浮かべた。

「でもさぁ、これって夢なんでしょ? それか仮想世界。だってさ、おもちゃが本物の銃になったり魔法が使えたり、モンスターが出てくるなんて現実じゃありえないもん!」

アカツキちゃんが一気にまくし立てた。
そう思いたい気持ちもわかる。

「…あのさ、モンスターにやられた人たちはどうなったの?」

僕は気になって聞いてみた。

「それが…見てないんです」

「え?」

「最初はパニクって、みんなバラバラに逃げてしまったんです。悲鳴があちこちから聞こえたので助けにいこうとしたら、ぼくたちもモンスターに襲われて…。あとで確認しに行ったらもうどこにもいませんでした」

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