僕らのらんど
第4章 銃士(ガンナー)
トシヤの時と同じだ。
僕もトシヤの悲鳴を聞いただけで、死ぬ瞬間は見てない。あとで確認しに行ったらどこにも居なかった。
「だからさ、この世界で死んでも、実際に死ぬわけじゃないと思うんだよね! だよね? れんじ!」
アカツキちゃんはれんじに同意を求めた。
「…ああ…」
今まで座って休んでいたれんじが、ゆっくりと立ち上がった。
「もしかしたら、このふざけた世界を作ったやつに拉致られたかもしれねぇしな…。どっちにしろ、今の俺たちには情報がない。まずは情報を集めるぞ」
そう言って歩き出そうとするれんじを月影が呼び止めた。
「れんじさん、良かったら俺たちと一緒に行動しませんか?」
「!」
僕はギョギョッとした。
お前なに勝手に聞いちゃってんだぞって。
そりゃあ僕たちよりレベルの高いれんじがいれば戦闘は楽になるかもしれないけどさぁ…。
「断る」
しかしれんじは月影の誘いを両断した。
僕もトシヤの悲鳴を聞いただけで、死ぬ瞬間は見てない。あとで確認しに行ったらどこにも居なかった。
「だからさ、この世界で死んでも、実際に死ぬわけじゃないと思うんだよね! だよね? れんじ!」
アカツキちゃんはれんじに同意を求めた。
「…ああ…」
今まで座って休んでいたれんじが、ゆっくりと立ち上がった。
「もしかしたら、このふざけた世界を作ったやつに拉致られたかもしれねぇしな…。どっちにしろ、今の俺たちには情報がない。まずは情報を集めるぞ」
そう言って歩き出そうとするれんじを月影が呼び止めた。
「れんじさん、良かったら俺たちと一緒に行動しませんか?」
「!」
僕はギョギョッとした。
お前なに勝手に聞いちゃってんだぞって。
そりゃあ僕たちよりレベルの高いれんじがいれば戦闘は楽になるかもしれないけどさぁ…。
「断る」
しかしれんじは月影の誘いを両断した。