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Erotic

第1章 保健室の秘め事 ※花宮 真奈の視点


「うわぁ!」

花宮は、男子生徒をベッドに押し倒すと、その上から馬乗りになった。

「んじゃあ、その花宮先生からエッチなお願いがあるって言ったら聞いてくれるよね?」

「え、え、え、えっと」

えっとしか言えなくなっている男子生徒に花宮は身体を密着させていく。

「1回、先生とエッチしてみない?」

花宮は耳元で甘く囁くと、男子生徒は一瞬パソコンのフリーズ状態のように停止し、その後、左右に首をブンブン振って、NOと返答した。

「どして?」

「だだだって、せ、先生にだってこ、恋人とかいるでしょうし...」

「いるけど、1回だけだよ?」

「そ、それに、誰かに見られたら...」

「今、誰もいないじゃん(笑)」

「いや、い、今はいないですけど...だ、だれか来たらまずいし...そ、そもそも、ぼ、僕みたいなのとしなくても...」

「どうして?したくないの?」

「いや、したいですけど」

そこまで言いかけてハッとした男子生徒は口元を両手で抑えた。

「なんだ、したいんじゃない」

“先生と一緒だね”と花宮は耳元で呟くと、耳の中に舌を這わせ、ペロペロキャンディのように舐め回す。

感じやすいのか、男子生徒は、アッアッという声を上げる。
その様子に気をよくした花宮はゆっくりと顔を近付けようとした。

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