Living with Simone アイツと暮らせば
第3章 アイツ相手に本気出す
ミカの友人…正しくは、
ほぼ全てアレックス経由でできたお友達。
みんな職種も勤務時間もまちまちだから,
パーティーは大抵緩くて“週末丸々 オープン・ハウス”みたいな感じにしてる。
「ミカさん♪」
「ユキさん〜いらっしゃい」
今回は絶滅危惧種の日本人をご招待。住んでた地域は、極端に日本人が少なかった…だからとっても貴重なお友達。
ユキさんは、研究職の旦那様について渡米。
才色兼備でお上品…なのに、不思議とミカと話が合った。
これぞミラクル。
お買い物に行ったり、映画を観に行ったり、家のペンキ塗り手伝ったりと3年程お付き合いしてた方だった。
とても久しぶりに会えたので話も弾んでずっと2人でお喋りしてた。
「なぁ。何で英語喋れるのに日本語で喋るの?なんか気に入らないんだけど?」
ミカはユキさんとキャッキャ言いながら、キッチンに立ってたんだけど、突然アイツが乱入。
…知るか馬鹿。
「母国語だし,微妙な感覚って伝わり難いから日本語になっちゃうんだよ」
ふたりで盛り上がると、つい日本語になっちゃう。
これって普通のことだよね?
そりゃみんなで話してる時は、英語使う。
でもキッチンで、これするわーとかこれ運んでおくねーとかまぁ日本語の方が楽だよね?
そんな様子を見てたアイツ。
「なんか悪口言われてる気がするから英語で話せ。気に入らねーから日本語話すなよ。」
…ああ…当たり前だ文句も言うさ。オメェのなっ!
「貴様が気にいるとか、気に入らねぇとかの
問題じゃねーんだよ」
ミカが光の速さで一喝。どーせ聞きゃしないけど。
ほぼ全てアレックス経由でできたお友達。
みんな職種も勤務時間もまちまちだから,
パーティーは大抵緩くて“週末丸々 オープン・ハウス”みたいな感じにしてる。
「ミカさん♪」
「ユキさん〜いらっしゃい」
今回は絶滅危惧種の日本人をご招待。住んでた地域は、極端に日本人が少なかった…だからとっても貴重なお友達。
ユキさんは、研究職の旦那様について渡米。
才色兼備でお上品…なのに、不思議とミカと話が合った。
これぞミラクル。
お買い物に行ったり、映画を観に行ったり、家のペンキ塗り手伝ったりと3年程お付き合いしてた方だった。
とても久しぶりに会えたので話も弾んでずっと2人でお喋りしてた。
「なぁ。何で英語喋れるのに日本語で喋るの?なんか気に入らないんだけど?」
ミカはユキさんとキャッキャ言いながら、キッチンに立ってたんだけど、突然アイツが乱入。
…知るか馬鹿。
「母国語だし,微妙な感覚って伝わり難いから日本語になっちゃうんだよ」
ふたりで盛り上がると、つい日本語になっちゃう。
これって普通のことだよね?
そりゃみんなで話してる時は、英語使う。
でもキッチンで、これするわーとかこれ運んでおくねーとかまぁ日本語の方が楽だよね?
そんな様子を見てたアイツ。
「なんか悪口言われてる気がするから英語で話せ。気に入らねーから日本語話すなよ。」
…ああ…当たり前だ文句も言うさ。オメェのなっ!
「貴様が気にいるとか、気に入らねぇとかの
問題じゃねーんだよ」
ミカが光の速さで一喝。どーせ聞きゃしないけど。