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Living with Simone アイツと暮らせば

第3章 アイツ相手に本気出す

そんな尊敬出来るユキさんに、
事もあろうかアイツは酔っぱらって、
本腰入れて絡み始めたの。

「お前…いい加減にせーよ?私の大切な友人なんだから、話しかけんじゃねーよ!ク⚫︎ったれ!」

…で、ミカが忙しく動き回ってる隙を見て、ユキさんを泣かしちゃった。

夜9時を過ぎても、皆は一向に帰る気配をみせず、わいわいしてる中で彼女がこっそり泣いていた。

理由聞いてもただ泣いてるだけ。
多分人種差別的な事か、ミカの悪口。

…そうだよね…言えないよね。

楽しそうに飲んでる集団の中に居ても、こちらを気にしてるから、原因は絶対アイツだ。

「アレックス。悪いけど、アイツと庭で話して来るからここ頼むね~」

ああ良いよ〜なんてアレックスは、酔いが回ってご機嫌ですわ。

もうね、ちょうど良いや…日頃の溜まりに溜まったうっ憤を一瞬で解消してやる!

「ちょっと 庭に来て」

ミカは、シモーネを庭先に呼び出した。

「友達にいらん事言ってオメェが嫌われるのは自由。ただミカの友人に余計な事言わんでくれる?」

ミカは大人げなくも完全にブチ切れました。



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