
青色と黄色の短編集
第10章 怒られるお潤
不思議そうな顔してるニノ。
可愛くてちょっと躊躇うけど
意を決してゆっくりニノの胸に触れた。
「ふぇっ…!?」
「確かめさ~せてっ」
両手でニノの胸を包んで優しく揉んでみる。
「ふぁあっ///」
ある……
おっぱいがある…。
しかも柔けぇ……。
嵐は結構わちゃわちゃするから
前にも何気なく触れたことあると思うけど…
こんな質感だったっけ…?
鍛えてなくてむちっとはしてるけど
そんなに太ってるわけじゃないのに
男の子にしては存在感やべぇ…。
不思議な感覚すぎて
というか触り心地良すぎて
無意識にしばらく揉んでた。
「潤くんっ…ちょっと…っ///」
「気持ちいいの?」
「あッ…きゅうに…どしたの……っ」
更衣室の端っこの壁までニノを連れてって
着たばっかりの服のボタンをはずしてやった。
バサッと前を開けて改めて胸を凝視する。
俺だって見慣れてるし
ニノだって見られ慣れてるから
抵抗はしてこないけど、
俺のことを
「頭やられたんかこの変態」
みたいな目で見てくる。
「確かめるって…なに…?
あっ、俺が身体引き締まってないってこと?
もしや衣装の上から目立ちすぎてた…?」
「いや…ニノ、
昔に比べて胸の質量増えたなと思って…」
「え…」
「さっきなにげに触っちゃったときに
男の胸というよりもはやおっぱ…
「潤くん…!!」
「は、はい!!」
ニノが胸の前で両腕をクロスさせながら
ちょっと俯くから、必然的に上目遣いになった。
可愛い……。
しかも色気ありすぎ……。
じゃなくて、
「これには訳があるんだけど……知りたい?」
「それは…気になる…」
「誰にも言わないって約束してくれる…?」
「…わかった。約束する。」
「あのね……大野さんがね…
か、開発っていうの…?
なんか色々方法があるみたいで…っ///」
マジかよ。
