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狸の詩~漢情~

第22章 卒業

人生において卒業は何回するのだろう。
そして何から卒業するのだろう。

学校からの卒業。

研修からの卒業。

人によっては会社からの卒業。
進路は独立?再就職?

某故人が詩っていた支配からの卒業は余程偉くならないと一生無理・・偉い人だって常に支配されてるんだから神にならなきゃ無理だ。

卒業といえばやっぱり泣くよね。
嬉しさ、寂しさ、空しさ、希望、現実、奮起・・いろんな感情がやってきて泣いてしまうんだ。

でも、でも・・・
一番泣ける卒業といえば・・・

童貞からの卒業。

やはりいろんな感情が押し寄せると思う。
特に風俗や援助交際なんかで卒業したらかなり複雑だ。

それでも童貞を卒業したら一番の感情は感無量。

それだけ童貞ってヤツは男を苦しめ支配するもんなんだ。
支配からの卒業あったよ。しかも劇的に重く苦しい支配からの卒業だからやはり感無量。

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