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頭が混乱している。

ひとりえっち？お手伝い？？

普段聞きなれない言葉であり、それが恥ずかしいものであることはわかっていて、顔が熱くなっていくのがわかる。

「ほら、カイト、お客様が困っています。もう少し違う言い方はないのですか？」

「えー、だってえ…」

リュウがカイトを戒める。



「いや、ちょっと待ってください、私、そんなのいいです！」

顔を赤らめながら辛うじて断る。

しかし、
「お店にいらっしゃってもらったからには、一度体験していきませんか？」

「結構です！」

そう言って、椅子から立ち上がろうとした瞬間、
「ひゃっ！？」

座高が高い椅子のため、バランスを崩して落ちそうになる。

「危ない！」

間一髪、リュウが腰に手を当てて、左手首を掴んで、受け止めた。