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第12章 No.3-2~玩具を使って、遊ぼうか~


「今電気をつける。ちょっと待て」

パチン、と電気がつく。

案内されたユウゴさんの部屋は、木製の家具をベースにした、温かなイメージだった。


「そこに座っててくれて、構わない」

ソファに腰かけるよう促される。


ガチャ、と扉を閉め、2人きりの空間が作られた。


しばしの沈黙



「今日は、どんな風に乱れたい?」

初対面でもお構いなし、というふうに恥ずかしい質問をこちらに投げかけてくる。


「わ…かんないです…」


恥ずかしいが故、自分の欲望を口に出すのをためらう。


「そうか…、じゃあわからないから、できないな」


意地悪をするように、彼は言う。


そんな…、



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