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第12章 No.3-2~玩具を使って、遊ぼうか~

「じゃあまずは一番弱い振動からだ」


振動の調節は、ユウゴの手にゆだねられている。

ブゥゥンと、機械音が部屋に響き渡る。

「ひゃっ」と、その振動にびっくりして落としそうになる。


「首からゆっくり、胸まで伝わせて。ああ、服の上からでいい」

微弱な振動が、僅かだが体に伝わる。

「そのまま、乳首のあたりをローターで撫でて」


なんだかくすぐったくなって、身を捩る。
「ん…ふ…ぅ」


「一回ローター置いて。服、脱ごうか」

「はい…」

言われるがままに着ていた服を脱ぎ、パンツ一枚の姿となる。

室温は最適温度となっており、寒くはない。


「ローター、胸に当てて」

振動していないローターを、右胸に当てる。

その瞬間、ユウゴがスイッチを入れる。

「ひぁっ!?」

離そうとするが、ユウゴはそれを許可しない。


「乳首に触れるか触れないかの距離で、当てて」


とてももどかしい気分になる。


「ん…はぁ……////」



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