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第1章 No.0~出会い~

恥ずかしさで俯くあなただが、彼の指はまだ止まらなかった。

優しく、ゆっくりと下着の上からなぞり、時々とん、と強くその一番敏感な部分を押す。

「や…ぁ…」

思わず腰が動いてしまうが、彼の指は執拗に追いかける。

「も…許して…くださ…」

ふわふわした気分になってきて、腰が抜けそうになる。

「おっと、危ない」

座り込みかけると、素早く左手首を掴んでいたリュウの手が、腰にまわった。


「…少々いたずらが過ぎましたね。申し訳ありません」

全く悪びれもなく、ぺこりとお辞儀をした。


呼吸が荒くなってしまったあなたは、少し物足りなさを感じる。

「ほらー、リュウがいじめるから!もー」

ずっと見ていたカイトが、ニヤニヤしながら言った。

「まあ、強制はできませんので、本日はこのままお帰りになられても構いませんよ。無礼をお許しください」

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