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先生

第7章 行動




午後からしっかり授業を受けてそこからは痛みも無くなった



放課後になり下校する



「愛香、またね!」



「うん、またあした!バイバイ!」



そういって階段を降り靴箱で靴を履きかえいつも通り帰路を辿る







あっ…




課題のプリント、ロッカーに入れたままだ




取りに戻らなきゃ




そう思いもう一度学校へ向かった



走って階段を上がり教室に入りロッカーを探った



あれ、、



どこ入れたっけ



机の中も一応探す



無いじゃん



『なにしてんだ』



「ッ!?」



いきなり話しかけられビックリして振り返ると有嶋先生がドアにもたれかかって立っていた



『そんなビックリする?笑 』



「いや…笑 いきなりだったから。笑 」



『下校時間過ぎてますけど…なにしてんの。』



「課題のプリント探してました」



『はぁ?お前無くしたの?』



「いや、多分、どっかに、、」



『なんの教科?社会だったら怒る。』



「国語!」



『お前、今社会じゃなかったからそんな元気に言ったろ。ほんっとずる賢いな。笑』



「ふふっ。」



『ふふっじゃねえよ。笑 早く探すぞ、俺ロッカー見てやるから机の中見てみ。』



「さっきロッカーなかったよ?」



『俺が探したら見つかるはず。』



「なにそれ、笑」



なんだかすごく心が熱くなった

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