テキストサイズ

先生

第8章 変化



いつも通り先生が教卓でベラベラと喋る


そしてホームルームがみんな終わると思い席を個々に離れようとする



「あ、あとまだ。最後だからみんな座れ。
こんな時期だから混乱するかもしれないけど転入生が来た。今から呼ぶからちょっと待っとけ。」



そして先生のあとをついて後ろに居るのはいかにもみんなから好かれそうなイケメンボーイ



「早瀬翔(はやせしょう)くんだ。」



「早瀬翔です。少しでも早くみんなと打ち解けれたらと思ってます。よろしくお願いします。」



モジモジせずクールに話す彼はきっと人見知りはしないタイプだろう



「ってことでみんなで分からないとこは助け合ってクラスの絆深めるんだぞ〜、そして早瀬くんも来たことだしまた席替しようと思ってる。今日の帰りのホームルームでチャチャッとくじ引いてやるから早めに教室戻ってくるように。以上、解散。」



そう言われいつもの様に解散する人たちと転入生に話しかける2派に分かれた


私はどちらでもない



ただ終わってない課題をやりながら少し早瀬くんが気になる



そんな状況だ


ストーリーメニュー

TOPTOPへ