結愛ちゃんのエッチな誘惑
第10章 恋する後輩ちゃん
「え?えっと…冴島先輩に…」
「あ、ごめん、うちとか言われても分かんないよね…俺、勇翔の兄で…えーっと、勇翔に用事?」
「はい……私、バスケ部のマネージャーで…」
「あぁ、部屋案内するよ…結愛、自分の部屋でちょっと待ってて?すぐ行くから」
「んっ…待ってるね」
冴島先輩の彼女はそう言って隣りの家に入って行った。
…ん?
益々わからないよ?
冴島先輩のお兄さんと浮気?
でも、その割りに私がバスケ部のマネージャーって聞こえてたはずなのにお兄さんの腕に抱き着いたままだった。
冴島先輩のお兄さんは親切に冴島先輩の部屋に案内してくれる。
「…あのっ……さっきの人って……冴島先輩の彼女さん…じゃないんですか?」
「あー…違うよ、俺の彼女でもないし」
「…え」
「幼馴染みで、ちょっと甘えたがりなんだよ…勇翔、マネージャーの子が来てくれたぞ。それじゃ、こゆっくり」
冴島先輩のお兄さんはそう言って冴島先輩の部屋を開けると優しい笑顔で微笑んでくれた。
「…お、お邪魔します」
冴島先輩の部屋に入ると冴島先輩はベッドに横になったままこっちに顔を向けた。