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「あれ？小春ちゃん、部室暑い？顔火照ってない？
」

「い、いえっ…えっと……」

「あ、勇翔と二人だったから緊張してたの？可愛いなぁ！でも勇翔はチャラいからやめときな」


そいつはそう言いながら小春の頭を撫でている。


小春は反応が可愛いから割と見掛ける光景だけど、小春が触られてるとなんかイラッとする。


「小春ちゃん、今日放課後部活ないしアイス食べいかない？」

「へ…あ……えっと……ごめんなさい、放課後は……」

「放課後は俺が先約してるから」

「は！？勇翔、お前修学旅行中イチャついてた幼馴染みいるじゃん！」

「関係ねぇだろ、昨日バッシュ届けてくれたお礼する約束してんの。そうだよな？」

「は、はいっ」

「クソっ！小春ちゃん、また次の時行こうな！？」

「はいっありがとうございますっ」


…あんまり気にしてなかったけど、部員達と放課後遊び行ったりしてんのかな？



この調子だと結構誘われてそうだよな…



いや、彼女でもないのに何気にしてんだろ。